はじめに
2020年の3月をもってプログラミングの学習を始めてちょうど1年になります。
元々プログラミングに興味があったわけでは無いので、軽く嗜んで終わるかと思ったら1年で完全なるマイジョブになりました!笑
という事で今回はど素人からの1年間を振り返っていきます。
2019年3月
急にHP制作を知り合いから受けてしまう
知り合いの社長に急に「HP作ってお願い!」と言われたのがきっかけでwordpressでHPを作り始めました。
形だけあれば良いみたいな感じだったので、コードは書かずにwordpressのテンプレートに沿って文言や配置を弄っただけの仕事です。
値段も「10万で良いよね〜」みたいな感じで適当に決られていました笑
制作期間は2週間ほどで特に問題なく納品できました。
コードを書く事に興味を持ち、progateをやる
案件を1つこなした事で、今まで割と選ばれし人がやっている種目だと思っていたプログラミングに急に興味を持ち始めまググって情報を集めまくりました。
そんな中で「progate」で実際にコードを書く練習を始めていきます。
有料課金して「HTML」「CSS」「 Javascrip」「PHP」「Git」のコースあたりは1通りやりました。レベル100になった辺りでprogateのゲームっぽさに飽きてきて、実際にHPを作りたいと感じ始めます。
1週間ほどprogateに傾倒していました。
技術書に沿ってレスポンシブ対応のサイトを作る
progateでコードを書く事に慣れた事もあって、HTML、CSSを駆使してサイトを作りたいと思いました。本屋で物色していると分かりやすそうな技術書を見つけたので、それに沿ってレスポンシブ対応のHP制作を学びました。
1ヶ月でとりあえず、技術書の内容を丸々を模写って周りに「俺がこのサイト俺が作ったんだぜ~~~~!!」って自慢する程度にはなりました。応用は効きません。
2019年4月
恩師に出会う
「てりーがHPを触り始めたらしい」と聞きつけた知り合いの先輩に「4月から勉強会を始めるから来ないか」と誘われます。
1回顔出すだけなら良いかなーと思い、初日に参加してみると、ガッツリ課題が渡されて、周りもギラギラしていて勉強会というよりスクールのようなものでした!
「騙された!!!!」と思い途中で帰りたさ抜群でしたが、講師として来てくれていた人が自分が中学時代からずっと好きだったサービスに携わっている人だった事もあり、思い止まりました。
その講師の方には現在に至るまでお世話になり続けているので、2020年は少しずつ還元して行けたらと思っています。
Gitに関してudemyで学び始める
渡された課題が2ヶ月の期間でのPHPの掲示板作成でした。
取り掛かるにあたってGithubでコードをやりとりしよう!となるのですが、無知だった為、udemyにて「もう怖く無いGit」を見て基礎の基礎を学びました。
ちなみに「猿でもわかるgit入門」は全く理解できなかった為、猿を下に見るのをやめました。
2019年5月
phpで掲示板を作る
5月はマルっとphpでの掲示板作成に費やしました。
主な要件はDB接続とCRUD一通りでした。
最初はドットインストールなどでインプットしながら進めていたのですが、DB接続で転んだ際に3日ほど進展がなかった事、質問したいと思っても何を質問すれば良いかわからない事、いざteratailなどで質問した際にドキュメントを読めと言われたが呼んでも全然理解できなかった事などが重なり、心が折れました。
独学を諦めてmentaというサービスでオンライン上のメンターの人と契約して手取り足取り教わる形で再出発を志しますが、これがめちゃくちゃ上手く行きました。
3000円/月でslack上で質問し放題のプランだったので、ググりながら進めていき、エラーで詰まったら質問するという形で進度が飛躍的に上がりました。
また質問した際の返答がチャットで長々説明するのではなく、参考文献のURLを貼り、「これで解決できると思うよー」的なノリだったので、次第に自分で同じような記事を見つけてきて解決できるようにもなっていきました。
2019年6月
Laravel導入にてプログラミング人生の山場を迎える
掲示板の作成が終わり、次はPHPのフレームワークを触ろうという運びになり、Laravelを使い始めました。
ここで進捗のペースが一気に落ちました。
Laravelの環境構築に手間取りまくり、100時間も同じエラーと戦い続け、ググって出てくる日本語の記事は全て試したが、解決できず途方に暮れました。
最終的には自分のmacの中をキレイにして、上手くいかなかったファイルをちゃんとアンインストールして、パスを整える事で結果的に解決しましたが、途中には一生解決できないんじゃないかという考えにも至るほどで、この2週間は地獄のような日々でした。
環境構築後はpusherを使ったチャット機能の実装に挑戦しました。
2019年7~9月
アパレルブランドの制作を受ける
7月の中頃に紹介でアパレルブランドのECサイトとHPの制作を依頼されました。
3月にHPを作った会社の社長の紹介の仕事だったので、未経験に関わらず、無茶振りをちゃんとこなして良かったーと思いました。
クライアントは社員3人のアパレルブランドで、web全般任せたい!みたいな雰囲気だったので、スケジュールの切り方やヒアリング、報酬などは全てふわーと自分主導で進めていきました。
報酬15万円。(1ヶ月で約150時間の実働で計算)
7~8月にかけてどっぷり取りかかり、納品しました。
色々起きる
アパレルブランドのECサイトとHPを8月に納品しましたが、9月になってその修正依頼が飛んできました。
向こうの経緯として、アパレルブランドのサービス開始が9月末であり、8月のこちらの納品時期にはweb周りに時間を避けず確認が遅くなった。急ぎで悪いが何点か修正して欲しい箇所がある。といったものでした。
不服な箇所はいくつかありましたが、納品の定義をフワッとしか摺り合わせていなかった事、契約書をしっかり巻いていなかった事など、自分にも落ち度があった為、修正をしていきました。
結局サービスのリリースは10月の半ばまで遅れることとなり、アフターフォローや追加機能も行いました。交渉の結果、最終的には32万円の仕事となりました。
この案件を通しての学び
この案件は最初から最後まで1人で進めた最初の案件という事もあり、とてつもない学びをえました。
・契約書は必ず巻く
→支払われるか本当に怖い。また支払い時期で揉める
・議事録は必ず取って、毎回相手にも確認を取ってもらう
→認識のズレが怖い。落とし所がどちらかの妥協になるのは本当に良くない
・修正あるやアフターフォローある前提で見積もりは期間、料金ともに高めに設定!
→これはマジでぼったくりでもなんでもなく自衛の為だから、勇気を持って自分の適正値段を譲らない。
・こまめに進捗を報告する
→クライアントの人も心配してるっぽい。1週間連絡空けたらだいぶ危ない。
2019年10~11月
laravelでaipサーバを作成する
10月ゲーム会社からの案件を受けます。
内容はapiを叩いて、jsonコードを返すapiサーバの制作をマルっとお願いしたいとの事。
ここにきて初めて準委任の案件になりました。
週3日勤務で水曜日は定例でミーティング参加、あとはリモートで時給2000円の3ヶ月契約となりました。エンジニアの人数も少なく、基本みんなリモートな為、会社に入ってもそこまで環境は変わりませんでした。
ここの段階で20万円/月ぐらいの収入になり、プログラミングだけで食って行けそうだなーと感じるようになります。
Vueを学び始める
請負で案件をやっていた時と比べて週3日の勤務で最低限の収入が賄えるようになり、時間に余裕が出来てきました。
そこで夏にudemyなどで学習していたVueに力を入れ始めました。
techpitやudemyで簡単な制作物なども作ってインプットをしていきました
2019年12月~2020年1月
フロントエンドの職を得る
Vueで仕事したいなーと思っていた矢先に知り合いのtwitterで求人があったので応募したら職を得ました。
不動産×ITの自社開発ベンチャーなので、とてもモダンな環境に魅力を感じていきました。
前述のゲーム会社は1月まで続いていたので、週3日×2社のハードモードでしたが、2月からはこちらのITベンチャーだけに絞り、ゲーム会社の方は時々スポットで入る程度となっています。
2020年2月~現在
ITベンチャー1本に絞ってからは、ブログやqiita(https://qiita.com/terry_6518)を書いたりしています。案件は2月にHP作成を1件消化し、現在はlaravel×Vueのwebサービス作成に着手中。
4月からは他人と協業して案件をこなしたり、コードレビューなどプロマネ的な部分までできる範囲を広げていきたいと考えています。
1年を振り返って
冒頭にも書きましたが、全く興味無いところから、気がついたらプログラミングにハマって、仕事になっているという怒涛の1年でした。
プログラミングは孤独なスタンドプレーだと思っている方も多いと思いますが、僕はプログラミングはコミュニケーションが鍵を握ると思っています。
適切なタイミングで適切な人とコミュニケーションが取れれば、プログラミングはどうにかなる。
そう思えるぐらいには1年間で成長しました。
次の1年も仕事としてプログラミングに携わっていこうと思います。