・外部APIを取得する際の注意点
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僕がReact + TypeScriptを使い始めて5年ぐらい経過しました。
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2024年現在にフロントエンドエンジニアとして、良い条件を目指していくなら是非ともReactは使える状態にしていきたいですね!
今回はReact Hooksの中でも、useEffectに焦点を当てて解説していきます。
では、どうぞ!!
useEffectとは
useEffect
は、コンポーネントを外部システムと同期させるための React フックです。
useEffectの特徴は関数の実行タイミングを任意で設定できる事です!
関数コンポーネントの処理タイミングに関係なく、好きなタイミングで実行出来るので、「副作用フック」と呼ばれたりもします。
副作用フックの別名通り、DOMの書き換え、変数の代入、API通信などの副作用を扱うのに適しています。
useEffectの基本形
以下が基本形です。
useEffect(
() => {
実行関数
},
[ 依存配列 ]
);
第一引数は実行関数で、第二引数が依存配列になります。
実行関数はレンダリングするたびに新しく作られる
実行関数はuseEffectが呼び出されるごとに新しく作られます。
ですので、画像の様にif文を使ったり、状況に応じて処理を変えることなども可能です
useEffect(( ) => {
if(data){
fetchData()
}
}
依存配列と実行関数
依存配列が[ ]だと、ブラウザが最初に読み込まれた時に実行関数の処理が走ります。
依存配列に値が指定されている場合は、最初に実行関数の処理が走り、その後は依存配列の中の値に変更があった時に再度、実行されます
useEffectで非同期処理を行う
さてuseEffectの特徴がわかった所で非同期処理についてです。
先にネタバレすると、useEffectには直接、非同期処理を書くことは推奨されていません!!
じゃあどのように実装すえば良いのか?を解説していきます
useEffectの非同期処理の基本形
このような形になります。
useEffect(() => {
// 非同期関数を定義
const fetchData = async () => {
try {<br /> // APIを叩く
const response = await fetch('https://api.example.com/data');
if (!response.ok) {
throw new Error('データの取得に失敗しました');
}
const result = await response.json();
setData(result); //データをセット
};
// 非同期関数を呼び出す
fetchData();
}, []); // 空の依存配列で初回レンダリング時にのみ実行
これにより、useEffect内で非同期処理ができます。
ポイント①:useEffectの依存配列を空にする
useEffectの依存配列を空にする事で、初回時にのみ実行されます。
依存配列に具体的な値をセットする事で、特定のタイミングで非同期処理を実行する事も出来ます。
ポイント②:非同期処理の即時実行
今回のサンプルコードではuseEffect内で、非同期処理を行うfetchDataを定義して即時実行しています。
useEffect内に直接、非同期処理を書くことは、useEffectがpromiseを返す可能性が出てしまい、予期せぬエラーの原因となる為、推奨されていません。
その為、非同期処理を行う関数を定義し、即時実行する必要があるわけです!
今回使っているfetchDataではAPIを叩いて期待するレスポンスがあったら、useStateでデータをセット、なければエラーをthrowしています
・useEffectの依存配列を使って非同期処理の発火タイミングは制御する
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