こんにちは、フロントエンドエンジニアのてりーです。
はじめに
前回のVue入門①ではVueの基本的な書き方についてまとめていきました。
今回からはVueのテンプレート構文に入ります
テンプレート構文はVue独自の書き方で、Vue学習の基本に当たる部分になります。
v-bindとは?
v-bindはタグの属性の値に変数などを設定できます。
設定する値には変数やオブジェクトなどを入れることができます。
宣言方法は
v-bind: 属性名 = ‘設定する値’
例題!v-bindでスタイルを変えよう!
例題:v-bind使って文字の色とフォントサイズが違うexample1とexample2を出力する。
各文字の色とフォントサイズは以下に示す。
example1:文字色=red、フォントサイズ=20pt
example2:文字色=blue、フォントサイズ=30pt
やる気のある人は一緒に考えてみましょう!!
解説
<出力結果>
<使用コード>
<!DOCTYPE html>
<html>
<head>
<title>例題</title>
<script src="https://unpkg.com/vue"></script>
</head>
<body>
<div id="app">
<p v-bind:style="styles">{{message}}</p>
<p v-bind:style="styles_2">{{message_2}}</p>
</div>
<script>
var data = {
message: "example1",
message_2: "example_2",
styles: {
fontSize: "20pt",
color: "red"
},
styles_2: {
fontSize: "30pt",
color: "blue"
}
};
var app = new Vue({
el: "#app",
data: data
});
</script>
</body>
</html>
v-bindに該当する所の詳細を見ていきます。
表示(出力)の部分
<div id="app">
<p v-bind:style="styles">{{message}}</p>
<p v-bind:style="styles_2">{{message_2}}</p>
</div>
今回は文字色とフォントサイズを変更するので、v-bindを使ってstyle属性を指定しています。
styleの値は上はstyles、下にはstyles_2を置いています。
スクリプト
var data = {
message: "example1",
message_2: "example_2",
styles: {
fontSize: "20pt",
color: "red"
},
styles_2: {
fontSize: "30pt",
color: "blue"
}
};
data変数にはオブジェクトを入れています。
v-bindで指定したstylesとstyles_2に値を置いてスタイルを変更しています。
stylesにはフォントサイズ20pt、カラーをredに。
styles_2にはフォントサイズ30pt、カラーをblueを置く事で、画像の様な出力結果になります。
まとめ
テンプレート構文の1歩目としてv-bindについてまとめていきました。
今回はv-bindにてスタイルを変更する例を行いましたが、他にクラスなどもよく使われます。