こんにちは、フロントエンドエンジニアのてりーです。
はじめに
Vueのテンプレート構文を学んでいきます。
今回はv-ifの基礎や使い方を説明していきます。
v-ifの基本的な使い方
条件分岐のif文に相当するテンプレート構文です。
以下のように記述します。
<div v-if='条件式'> <p>内容①</P> </div> <div v-else> <p>内容②</p> </div>Ï
この場合だと
条件式の場合は「内容①」
それ以外の場合は「内容②」が出力されます。
3つ以上の条件分岐
v-ifも他のプログラミング言語と同じ様に、elseifを使うことで条件分岐を増やすことができます。
例えば3つの条件分岐を行いたい場合は
<div v-if='条件式A'> <p>内容①</P> </div> <div v-else-if='条件式B'> <p>内容②</p> </div> <div v-else> <P>内容③</p> </div>
この場合は
条件式Aの時は「内容①」
条件式Bの時は「内容②」
それ以外の場合は「内容③」が出力されます!!!
慣れちゃえば簡単ですね。。
例題!3の倍数判定カウンター
要件
・カウンターを作り、クリックした回数を数えられる様にする。
・カウンターが3の倍数の時は「3の倍数です」と出力する。
・カウンターが3の倍数の時には「3の倍数ではありません。余りがXです」と正しい余りを入れて出力する。
解説
<!DOCTYPE html> <html> <head> <title>TEST</title> <script src="https://unpkg.com/vue"></script> <meta http-equiv="content-type" charset="utf-8" /> </head> <body> <h1>3の倍数判定カウンター</h1> <div id="app"> <p>{{count}}</p> <div v-if="(count%3)==0 && count != 0"> <p>3の倍数です</p> </div> <div v-else-if="(count%3)==1"> <p>3の倍数ではありません。余りが1です</p> </div> <div v-else-if="(count%3)==2"> <p>3の倍数ではありません。余りが2です</p> </div> <div v-else> <p>3の倍数ではありません。余りが3です</p> </div> </div> <hr /> <button onclick="doAction();">click</button> <script> var data = { count: 0, flag: true }; var app = new Vue({ el: "#app", data: data }); function doAction() { data.count = data.count + 1; data.flag = !data.flag; } </script> </body>
HTML部分
<div id="app"> <p>{{count}}</p> <div v-if="(count%3)==0 && count != 0"> <p>3の倍数です</p> </div> <div v-else-if="(count%3)==1"> <p>3の倍数ではありません。余りが1です</p> </div> <div v-else-if="(count%3)==2"> <p>3の倍数ではありません。余りが2です</p> </div> <div v-else> <p>3の倍数ではありません。余りが3です</p> </div> </div>
「カウント数を3で割った余りによって内容が変化する」ようにv-if、v-else-if、v-elseを使用して条件分岐をさせています。
また、3行目のv-ifでは3の倍数にする為に「カウント数を3で割った余りが0」と「カウント数が0でない」の二つの条件式を設定しています。
条件式において
・A かつ Bの場合は以下の様に表します。
<タグ v-if=’A && B’>
カウンターの実装
<h1>3の倍数判定カウンター</h1> <div id="app"> <p>{{count}}</p> 〜省略~ <button onclick="doAction();">click</button> <script> var data = { count: 0, }; var app = new Vue({ el: "#app", data: data }); function doAction() { data.count = data.count + 1; } </script>
{{count}}にてカウント数の表示、var dataにてdata変数にオブジェクトを設定しています。
ここではcountの初期値に0を入れます。
var app = new Vue({})にてインスタンスを生成しています。
インスタンスの内ではVueの対象のタグ(今回はapp)とタグ内でオブジェクトをプロパティとして持たせています。
doActionはボタンを押した際の発生する関数です。
この関数ではdataオブジェクトのcountプロパティの値が+1される様に設定してあります。
buttonタグに設置してあるので、ここを押した際にdoActionが実行されます。
v-ifの使い方が分かってきましたか?
今回の例題について来れれば、v-ifの基本的な使い方はバッチリです!!
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