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toast.jsを使わずに、ピュアなJavaScriptでtoast(トースト)を実現する
先日デザインコーディングの延長で、JavaScriptでトーストの実装を行う機会がありました。
toast.jsなどのライブラリを使った方法もあったのですが、どれも柔軟性に欠け、思い通りに要素をいじれなかったので、ピュアなJavaScriptを使い実装しました。
完成物
ボタンを押すと緑色のトーストが出てきます。
「登録完了」とかで使われるやつです。
【JavaScriptでtoast(トースト)を実現する】ソースコード
<!DOCTYPE html>
<html lang="jp">
<head>
<meta charset="UTF-8" />
<meta name="viewport" content="width=device-width, initial-scale=1.0" />
<meta http-equiv="X-UA-Compatible" content="ie=edge" />
<title>Static Template</title>
</head>
<body>
<div id="toast">
<p>基本情報を更新しました</p>
</div>
<button class="button" style="font-size:12px; width:170px; height:32px;">
ボタン
</button>
</body>
</html>
<script>
const toast = document.querySelector("#toast");
const button = document.querySelector(".button");
button.addEventListener("click", () => {
toast.style.visibility = "visible";
// disappear after a few seconds.
setTimeout(function() {
toast.style.visibility = "hidden";
}, 3000);
});
</script>
<style >
#toast {
display: flex;
visibility: hidden;
height: 60px;
width: 600px;
border: 1px solid rgba(0, 0, 0, 0.1);
border-radius: 3px;
z-index: 999;
background-color: #d4edda;
position: absolute;
top: 0; /* if show bottom, replace to 'bottom: 0;' */
left: 414px;
}
#toast > p {
margin: 24px 0;
margin-left: 8px;
font-family: "Noto Sans CJK JP";
font-size: 14px;
vertical-align: center;
color: #155724;
letter-spacing: 0;
line-height: 18px;
}
</style>
【JavaScriptでtoast(トースト)を実現する】解説
html部分
headタグの中身はいらないので、bodyタグの中だけ。
<body>
<div id="toast">
<p>基本情報を更新しました</p>
</div>
<button class="button" style="font-size:12px; width:170px; height:32px;">
ボタン
</button>
</body>
そんなに難しいコードではないですね。
id=”toast”で括っている部分がトーストとして表示させたい要素。
初期状態では非表示にしています。
buttonには直接styleを打ち込んでいますが、これは真似しなくて良いです!笑
JavaScript部分
<script>
const toast = document.querySelector("#toast");
const button = document.querySelector(".button");
button.addEventListener("click", () => {
toast.style.visibility = "visible";
// disappear after a few seconds.
setTimeout(function() {
toast.style.visibility = "hidden";
}, 3000);
});
</script>
まず1,2行目に出てくる”document.querySelector(“セレクタ名”);”。
これはセレクタ名に一致する要素を1つ取得してきてくれます。
似ているものに”document.querySelectorAll(“セレクタ名”);”はセレクタ名に一致する要素を全て取ってくれます。
今回は#toastを持つ要素をtoast。
.buttonを持つ要素をbuttonとJavaScript内で定義しています。
次の”button.addEventListener(“click”, () => {処理})”では、先ほど定義したbuttonがクリックされた時に{処理}を行うというスクリプトです。
内容は
toast.style.visibility = "visible";
// disappear after a few seconds.
setTimeout(function() {
toast.style.visibility = "hidden";
}, 3000);
となっていて、toastのcssを変化させています。内容としては”visibility = “visible””とする事でトーストを見えるようにし、setTimeoutにて時間でまた隠す処理をしています。
JavaScriptの部分は割と慣れていないと難しいと思うので、スクリプトを1つ1つ調べて確認しるとわかりやすいと思います。
cssの部分
cssはそこまで重要な箇所はありません。
<style >
#toast {
display: flex;
visibility: hidden;
height: 60px;
width: 600px;
border: 1px solid rgba(0, 0, 0, 0.1);
border-radius: 3px;
z-index: 999;
background-color: #d4edda;
position: absolute;
top: 0; /* if show bottom, replace to 'bottom: 0;' */
left: 414px;
}
#toast > p {
margin: 24px 0;
margin-left: 8px;
font-family: "Noto Sans CJK JP";
font-size: 14px;
vertical-align: center;
color: #155724;
letter-spacing: 0;
line-height: 18px;
}
</style>
#toastを最初はvisibility: hidden;にして、隠しておく事。
z-index: 999;にして、ページがあった時も上肉てくれるようにする事。
辺りは気にしています。
まとめ
JavaScriptオンリーでトーストの実装を行っていきました。
最近は便利なライブラリが多くある為、トーストについて1から自力で実装する機会はあまりないかもしれません。
しかしピュアなJavaScriptを正しく理解する事で、モダンなUIパーツにも対応していくことが可能です。
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