【現役エンジニアが語る】未経験にもReactをオススメする理由

  • 2024年2月22日
  • 2024年4月7日
  • React
読者
・エンジニアになりたいけど、どの言語を学ぶか迷っている
・React、Vue.sjのどちらを学ぶか迷ってる
・将来性や年収も知りたい
てりー
そんな疑問に対して、解説します。
こんにちは、フロントエンドエンジニアのてりーです。
僕の詳しいプロフィールはこちら

Reactの具体的な勉強方法が知りたい方へ

こちらの記事で学習の手順や教材について詳しく解説しています。

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では、どうぞ!

【未経験向け】Reactってどんな所で使われているの?

ReactはWeb業界でフロントエンド開発に使われています。

3~4年前はスタートアップ(ベンチャー)企業で多く使われている印象でしたが、最近は大企業もReactで開発されるサービスが多くなっています。

最近ではNTTがVue.js→Reactの乗り換えをした事が話題になりました。

NTT Communications Engineers' Blog

はじめての方、はじめまして。久しぶりの方、お久しぶりです。 イノベーションセンターの何縫ねの。(@nenoMake)です…

その他に近年は様々な企業がReactへのリプレイスをしています。

  • 食べログ
  • PR Times
  • Wantedly
  • ZOZOTOWN

そうそうたるサービスたちですね。

未経験にReactがオススメの理由3選

1. モダンなフロントエンド開発が出来る

近年のWebサービスは昔のHPみたいな静的なページではなく、ヌルヌル動くサービスが基本になってきました。(Netflix、Daznなど)

こういったヌルヌル動く画面の開発をモダンフロントエンドと呼びます。

これらはJavaScriptだけで作るのは難しく、ReactやVue.jsなどのフレームワークを使って開発するのが一般的です。

なぜReactやVue.jsでヌルヌル動く画面が作れるのかに理由の1つに「仮想DOM」という概念があります。

この記事では詳しく説明しませんが、興味ある方はぜひ。

Qiita

こんにちは、フロントエンドエンジニアのてりーです。僕の詳しいプロフィールはこちら個人的には2024年現在は未経験・独学か…

今はどの企業もぬるぬる動くサービスを作ることを前提としているので、Web業界で働くならモダンフロントエンド開発が出来る事は必須と言えます。

・モダンフロントエンドまで扱えないとWeb業界で働くのは難しい
・モダンフロントエンドとはJavaScriptだけでなく、React、Vue.jsなどのフレームワークまで触れることを指す

2. コミュニティが活発

コミュニティが活発だと感じる観点がいくつかあります。

開発元がしっかりしている

Reactの開発元はMeta(元FaceBook)です。

GAFAに数えられるIT分野の巨人が作った言語なので、相当のお金と人員、時間を費やした巨大プロジェクトであるという安心感があります。

それによって、定期的なアップデートやバグ修正などのメンテナンスも行き届いており、言語の哲学やそれに対するロードマップも明確なので、安心して使えます。

エコシステムが充実している

エコシステムとは開発者以外のReact利用者が便利ツールを作ったりドキュメントをまとめてくれたりと、Reactをより使いやすくする手助けする活動のことです。

以下の点を比較して、他の言語と比べてReactはエコシステムが充実していると言えます。

  • 日本語の公式ドキュメントが充実している(日本にもReactの有志がいる)
  • Reactを用いたライブラリが数多く開発されている
  • Reactに関するブログや質問が多く、インターネット上に多くの情報がある

    3. フロントエンドはここ10年はReactが中心!

    Reactはここ10年のフロントエンド界隈を引っ張っきた中心人物です。

    この記事にReactがリリースされてから、今に至るまでが解説されています。
    そもそものブラウザの歴史から始まり、JavaScriptが形を変えてどう使われてきたのかも知れる良記事なので、ぜひ!

    Qiita

    僕がサーバーサイドからフロントエンドへの転向を試みていた頃、世は React vs Vue で盛り上がっていました。あら…

    かいつまんで結論だけ説明すると

    ・Reactを理解すればモダンフロントエンドの核心を掴める(宣言的UI、コンポーネント指向、SSR、仮想DOMなど)
    ・今後のフロントエンドの流行もReact発祥の可能性が高い
    といった感じです。
    Reactが今のフロントエンド界隈を作って、今後もReact中心に変化していくだろう!ってことですね
    フロントエンドは技術の移り代わりが早いと言われますが、Reactに注目していけば問題ないかなと自分は思っています。

    【未経験向け】Reactの将来性

    同じモダンフロントエンドに位置するJavaScriptフレームワークとして、Reactのライバルになり得るのが、Vue.jsとAngularですが、今現時点でReactがそれらの言語に後塵を排する可能性は極めて低いです。

    2016年からReactがずっとダントツ1位の利用率!

    State of JSという世界最大規模のエンジニアのアンケートサイトがあります。

    The 2022 edition of the annual survey about the latest trend…

    そこでJavaScriptのフレームワークごとの利用率を見てみましょう。

    1番上の青い線がReactです。
    2016年からぶっちぎりで1位ですね!!

    よく3大フレームワークとして「React、Vue.js、Angular」が比較されますが利用率はReactの1強なんですね!!

    満足度も3大フレームワークでは圧倒的にReact

    こちらは同じくState of JSで3大フレームワークの満足度を調査した結果です。

    そもそも使用率がダントツ1位のReactでしたが、その上で満足度も1位です!!

    実際に開発をしている世界中のフロントエンドエンジニアの中では、Reactは使用率・満足度ともに圧倒的で、将来性も現段階では全く問題ないと言えるでしょう!

    【未経験向け】Reactエンジニアの年収

    まずは全世界的にReactエンジニアがいくらぐらい稼いでいるのかを見て見ましょう。

    世界のReactエンジニアの年収事情

    State of JSのアンケート結果を見ていきましょう。

    実際に1番多いゾーンは日本円で550~1100万ぐらいですね。
    物価の違いがありますが、日本でもこれぐらいのゾーンの人が多そうです。

    凄い所は1100~2200万円のゾーンが次に多く18.8%もいる事です。

    世界ではReactエンジニアとして企業に雇われていても、年収1500万や2000万の人もゴロゴロいるって事ですね。

    僕のReact歴と収入

    僕はプログラミングを始めて1年ぐらいでReactを勉強し始めました。
    その後は収入は以下の推移です。

    React歴3ヶ月:知り合いの案件を手伝う:時給2000円
    React歴半年:フリーランスで案件に入る:月収45万
    React歴1年:フリーランスで次の案件に入る:月収60万
    React歴2年半;メガベンチャーに転職する:年収650万
    React歴3年:Reactで副業を行う:時給5000円
    Reactをやり始めてからは、順調に収入が伸びていってます!
    また、React歴3年を超えたあたりで、国内の企業ならほとんどの求人の条件は満たしているので、転職できる企業の幅もとても広くなりました!!

    未経験でも迷わずReactを勉強すべき!!

    Reactについて語っていきましたが、Reactの良さが伝わったでしょうか?

    僕自身、独学でのプログラミング勉強中は様々な言語を触っていました。

    • HTML、CSS、JavaScriptでWeb制作を勉強したり
    • Vue.jsを使ってスタートアップ企業に潜り込んだり

    未経験からどうにか仕事を得るために色々やっていましたが、今思うと早くReactを勉強して仕事についていれば良かったなーと思います!!

    初心者のうちは特に、多くのことに手を出すとパンクしちゃう可能性も高いので、言語は1つに絞りしっかりと身につける事をオススメします。
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